その津波のあった年、ボクは日帰りツアーを担当していました。
朝のお迎えにホテルに行き、お客様を車までお連れすることから
始まります。プーケットに来る日本人の方専用のホテルに
お迎えに行くと、見覚えのある顔が・・・
んんん・・・どっかで見たことがあるぞ
チャロン港でお客様を下ろし、そこから別の車に乗り換える
この乗り換えの時、スタッフは緊張が走る
どこかに行っていないだろうか?よそのボートに乗ったら大変
トイレに行っていないだろうか?観光で来ているから写真を
撮るお客様もいるわけで・・・点呼を数人で行う。
乗り換えた車には、他のお客様もいるわけで
慣れないとパニックを起こす。人数を確認するだけなのに・・・
さらに器材がちゃんとボートに乗ったかも確認をしなければいけない
器材をチャロン港に忘れた日には、もう戻ってこないです
ボートが出港するまでの間は、かなりの緊張の連続です。
そこからボートの説明をするスタッフ
器材セッティングの確認をするスタッフ
タンクの配置を決めるスタッフなどなど
やらなければいけないことはいっぱい
全てが落ち着いた時に、そう言えば
朝お迎えに上がった、見た覚えのあるお客様が気になりました。
参加お申込書を見ると、愛知県海部郡十四山村と書いてあり
名前を見ると、おぉぉ~ 高校1年の時のクラスメイトだと判明しました。
当時の彼は、背が小さく、しかも十四山村と言うことで
田舎者扱いをされていました。(今から18年前の話です)
ここだけの話、結構いじめちゃいました。汗
しかも、ボクが担当することになっていました。
そのクラスメイトは、会社の同僚と来ていたようで
名古屋のダイビングショップを通して、プーケットのうちのショップに
いらしたようです。
その友人の方に・・・
『あのぉ~ ご友人とはどのようなお付き合いですか?』とか
『高校ってどこか知っていますか?』なんて
ボート上で聞く話じゃないことじゃないことを聞いていました 汗
そしてその友人からの話を聞くと
間違いないと確定、相当いじめた覚えがありまして
ずっと黙っていようと 笑
ブリーフィングでは、何が見たですかの
リクエストに、何でもいいよっとありがたいお話
かなり余裕のご様子でした。
でも、実際に潜降すると耳は抜けないし
固有種を見せると、お見せするとベルスティックたる物で
リンリンリンリンとまるで大物が出たんじゃないかと言うほどの
大騒ぎ。。。ダイビング終了後に、他のスタッフから
『だれ??リンリン鳴らしたのは?』っと言われる始末
もちろん、黙っていましたが・・・汗
2本のダイビングが終わり、ログ付けすることに
ログ付けをしてもまだその友人は、気が付いてない
そんなに印象が薄かったかな?っと思いつつ
最後、サインをする時に
『愛工大名電 ばんざーい』と書いて渡すと
その友人は、固まっているんですよ 笑
なんで?知っているんですか?っと聞かれるって事は
やっぱり印象が薄かったようで
『高校1年のときに一緒だったでしょ?覚えてないの?』
その時の彼の顔。。。
言葉であらわすと ぽぉぉぉか~んって感じ
そこでやっと気が付いたのです。
『おぉぉ~ 久しぶり?ここでなにやっとるの?』
出た名古屋弁!!
いやいや見てのとおり『ダイビングショップのイントラだよ』
へぇ~ すごいね
いやいや 何がすごいの?
一気にお客様とスタッフの関係から、友人に戻ったのでした
『おまえ 今日の夜になにやっとるの?』
今日は、何も予定がないと伝えると
じゃじゃ メシでも行こうと言う話になりまして
タイシーフード屋さんに行くことに
大きなロブスターを見て興奮し、注文し食べて飲んで
お支払いの時に、彼の言った言葉が
『やす~ 俺ここ出すは』っと言った彼が神様に見えました
そして男が集まれば、行っちゃいましたよ
ゴーゴーバーに 笑
タイ人の女性が、水着でお立ち台の上で踊っている
男性は、ビールを片手に女性を見るもよし
友人と話すもよし、気に入った女性を呼んで話すもよし
気に入ったら一晩を共に過ごすことができる
男にとっては、夢のようなシステム
その時は、年末年始の稼ぎ時と言うことで
バンコクから女性の応援があったようです
しかし、津波でお客様がいない
ゴーゴーバーがガラガラでした。
友人の友達は、もう浮かれちゃって浮かれちゃって大興奮
そこでの話はここまでにします
僕らは、その友達を残して別れるのでした
色々な方と知り合える、再会ができる喜びもあるのです。
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